漆喰はどれも同じじゃない?建築士が教える「漆喰の種類」と選び方

漆喰はどれも同じじゃない?実は知らない「漆喰の種類」と後悔しない選び方

「自然素材の家にしたいから漆喰を選びたい。」 そんな方は多い一方で、「漆喰ならどれも同じ」と思っている方も少なくありません。

しかし実際には、漆喰にもさまざまな種類があり、原料や配合、産地によって特徴は大きく異なります。 価格だけで選んでしまうと、完成後に「思っていたものと違った」と感じてしまうこともあります。

この記事では、一級建築士事務所として自然素材の家づくりを行うハウスラボが、漆喰の種類や違い、選ぶ際のポイントについて分かりやすく解説します。

漆喰はどれも同じではありません

「漆喰」と聞くと、すべて同じ素材だと思われがちですが、実は製品ごとに使用している原料や配合が異なります。

漆喰の主な原料は石灰ですが、それ以外に何を混ぜているのか、どこで製造されているのかによって、耐久性や仕上がり、住み心地まで変わってきます。

住宅会社によって採用している漆喰も異なるため、「漆喰だから安心」と判断するのではなく、その中身まで知ることが大切です。

漆喰の主な原料は消石灰

漆喰は石灰石を焼いてつくられる「消石灰」を主原料とした自然素材です。 古くからお城や寺社仏閣にも使用され、日本では長い歴史を持つ建材として親しまれてきました。

調湿性や消臭性などが期待できることから、近年では自然素材住宅でも多く採用されています。

「漆喰」という名前だけでは品質は分からない

実は「漆喰」と表示されていても、すべて同じ品質ではありません。 製品によっては施工性を高めるために樹脂や接着剤などが配合されているものもあります。

もちろん、それぞれにメリットがありますが、「自然素材だから安心」と考えるのではなく、どのような材料が使われているかまで確認することが重要です。

漆喰にはどんな種類がある?

漆喰は産地や製法によって特徴が異なります。 それぞれの違いを知ることで、ご自身の家づくりに合った素材を選びやすくなります。

🇯🇵 国産漆喰

  • 品質管理がしやすい
  • 不純物が少ない製品もある
  • 製品ごとの特徴を確認することが大切

🌏 海外産漆喰

  • 価格を抑えやすい製品もある
  • 原料や配合は製品によって異なる
  • 採用実績や特徴を確認すると安心

🌿 無添加漆喰

  • 化学物質を極力抑えた製品もある
  • 自然素材本来の特性を活かしやすい
  • 製品によって配合は異なる

どれが良い・悪いということではなく、それぞれに特徴があります。 大切なのは、ご家族の暮らし方や家づくりの考え方に合った漆喰を選ぶことです。

【ポイント】漆喰選びで確認したい5つのポイント

  • 原料は何が使われているか
  • 国産か海外産か
  • どのような成分が配合されているか
  • 将来補修しやすい素材か
  • 施工実績や採用実績があるか

「漆喰」という名前だけで判断せず、製品の特徴まで確認することが後悔しない家づくりにつながります。

「漆喰」と書かれていても中身は違う

実際の住宅業界では、「漆喰」という名称でも配合されている成分は製品によってさまざまです。

施工しやすさや耐久性を高めるために樹脂などを配合しているものもあれば、自然素材を中心につくられた製品もあります。

そのため、住宅展示場や完成見学会で「漆喰です」と説明を受けた際には、「どんな漆喰を採用していますか?」と一歩踏み込んで質問してみることをおすすめします。

ハウスラボが国産無添加漆喰を採用する理由

家は、毎日家族が長い時間を過ごす場所です。 だからこそハウスラボでは、見た目の美しさだけではなく、住み心地や空気環境にも配慮した素材選びを大切にしています。

採用しているのは、不純物が少なく、自然素材本来の良さを活かした国産の無添加漆喰です。 漆喰が持つ調湿性や消臭性などの特徴を活かしながら、長く快適に暮らせる住まいづくりを目指しています。

もちろん、どんな素材にもメリット・デメリットがあります。 だからこそ私たちは、お客様のライフスタイルやご希望を伺いながら、本当に合った素材をご提案しています。

建築士コメント:現場で感じる「漆喰選び」の大切さ

現場では、「漆喰なら全部同じですよね?」というご質問をいただくことがあります。 しかし実際には、製品によって原料や配合、施工方法まで異なります。

私たちは、施工のしやすさだけではなく、経年変化や補修のしやすさ、住み始めてからの快適さまで考えたうえで採用する素材を選んでいます。 家づくりは完成がゴールではなく、その後何十年と続く暮らしが本当のスタートだからです。

自然素材の家で後悔しないための3つのポイント

1. 「自然素材」という言葉だけで判断しない

同じ自然素材でも、製品によって品質や特徴は異なります。 カタログや価格だけではなく、どのような材料が使われているのかを確認しましょう。

2. 実際の質感を体感する

漆喰は写真だけでは質感や空気感が伝わりにくい素材です。 完成見学会やモデルハウスなどで、実際の空間を体感することをおすすめします。

3. 長く暮らすことを考えて選ぶ

家は10年、20年と住み続けるものです。 目先の価格だけではなく、将来のメンテナンス性や住み心地まで考えて素材を選ぶことが大切です。

よくあるご質問

漆喰ならどの商品も自然素材ですか?

「漆喰」と表示されていても、製品によって原料や配合は異なります。自然素材を中心とした製品もあれば、施工性を高めるために別の成分を配合しているものもあります。

海外産の漆喰は良くないのでしょうか?

一概に良い・悪いとは言えません。製品ごとに品質や特徴が異なるため、産地だけで判断するのではなく、原料や施工実績なども含めて比較することが大切です。

漆喰はメンテナンスが大変ですか?

小さなひび割れ(ヘアクラック)が生じることはありますが、多くの場合は部分補修が可能です。適切なお手入れを行うことで、長く快適にお使いいただけます。

自然素材の家は小さな子どもがいても安心ですか?

使用する建材によって異なりますが、自然素材を活かした住まいは空気環境にも配慮した家づくりとして選ばれることが多く、小さなお子様がいるご家庭にも人気があります。

まとめ

「漆喰」と一言でいっても、実は原料や配合、産地などによって特徴はさまざまです。 だからこそ、「漆喰だから安心」と考えるのではなく、その中身まで知ることが後悔しない家づくりにつながります。

ハウスラボでは、一級建築士事務所として自然素材の特徴だけでなく、住み始めてからの暮らしやメンテナンスまで見据えたご提案を行っています。 素材選びで迷われている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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