素材のこと|漆喰


「呼吸する壁」漆喰を外壁、内壁、天井に!

身体に良くないものは使わない
漆喰は古くから日本の建築で使われている優れた壁材の一つで、
化学物質を含まない、消臭・調湿性能に優れた、呼吸する100%自然素材です。

 

もともと日本の住宅や建物の壁は、外壁も内壁も、土や漆喰(しっくい)で塗られていました。
漆喰は、消石灰にスサや糊(ぎんなん草)などを混ぜた自然の塗料材です。
化学式で表せば、水酸化カルシウムCa(OH)2が空気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して、CaCO3の石灰岩という固いものになります。
漆喰は耐火性・耐久性にも高く、古くから城や土壌にも使われてきました。

調湿性能結露を抑制!

漆喰は、微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿・放湿性があります。空間の湿度を適度に調節することで結露を防止し、建物の耐久性を維持します。また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、居心地の良い室内環境をつくります。(性能の限界を超えた、過度の加湿・暖房は結露を起こす可能性がございます。)

漆喰の5つの性能

  1. 調湿性優れた吸湿・放湿性があります。空間の湿度を適度に調節することで結露を防止し、建物の耐久性を維持します。
  2. 耐火性ほとんど無機の不燃性の素材で構成された防火材です。化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。
  3. 抗菌性漆喰は強アルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能があります。主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。
  4. 防汚性漆喰の成分の炭酸カルシウムは静電気を溜ない安定した物質といわれています。その為、ほこり等が付きにくいので、汚れずその白さを長期に保てます。
  5. 吸着性シックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着し分解します。

ハウスラボで使用する塗り壁材をご紹介致します。

1.漆喰と気孔が実現する自然の調湿性能
卵殻は多孔質で気孔と呼ばれる小さな孔が無数にあります。
この気孔の数は卵1個に7,000~17,000もあり、卵漆喰では、この気孔の力が 調湿性能に大きく貢献しています。
一方、漆喰は強アルカリで細菌やウイルスを吸着してその増殖を抑える効果が! この2つの力で、高温多湿な 日本の夏を快適にしていきます。

2.天然素材で空間をリフレッシュする消臭性能
多孔質な素材が持つ特色で、もう一つ大きな注目を集めるのが消臭性能。
臭いの元となる物質を吸着分解する効果が知られています。
例えばマンションリフォームにおいても、ビニールクロスを剥がして卵漆喰を塗るだけで、すべての空間がリフレッシュ。
思わず深呼吸したくなるほどです。

3.リユース素材を活用するエコロジー性能
卵漆喰ならば、今までの漆喰商品に比べてエコロジー性能を実現することができます。
これからは地球市民の一人として環境意識を持った生活スタイルをおくりたいと願う人も増えており、卵漆喰は、そんな思いにも応えていきます。
日本の漆喰から世界のエコ漆喰へ。
本物の豊かさがここにあります。

4.「和+エコロジー」の新しい彩りと質感
「日本の白」とも言える漆喰に新しい彩りと質感を与える卵漆喰。
卵の殻をブレンドしたことで、独特の味わいを表現しています。
それは「和+エコロジー」の大らかなデザインテイスト。
「プレーン」と「雲母」の二つの仕様は、左官仕上げの技法によって様々な可能性を発揮することでしょう。

健康で快適な住まい提供への思いを込めて
高温多湿な日本の風土に合った漆喰は『呼吸する壁』と言われています。ほたて漆喰の主成分として採用されたホタテ貝の多孔質構造が、優れた消臭効果・調湿性能を発揮。 さらに、抗菌・抗カビ、シックハウス対策にも効果的です。
ホタテ貝独特の柔らかな仕上がり
ホタテ貝殻の持つ光沢が独特の表情を作り、豊かな表情に仕上がります。 ワラスサなどを配合することにより、さまざまな演出が可能で、和・洋関係なく美しく調和します。

全12色、ソフトな質感。デザインに合わせて、表現は多彩。
素材本来の基本色に加えて、カラーリングも全12色と豊富にラインナップ。
和風、洋風、伝統、モダンを問わず、幅広いインテリアデザインに美しく調和します。
その用途は、戸建てからマンション、店舗、オフィスビルまで、大きく広がっています。