夢のマイホームができた♪
残念ながら、それで終わらないのが住まいづくり(T_T)
切っても切り離せない「固定資産税」とのお付き合いの始まりです。
夢のマイホームだからこそ、その後の生活を大切に考える。
まずは「固定資産税」を知っておきましょう♪
固定資産税とは?
わかりやすくいうと土地や住宅などにかかる税金のひとつです。建物や土地、事業をやっている人は業務上使用する設備品、機械などの償却資産にも固定資産税はかかります。
固定資産税ってどう決まるの?
各自治体の担当者による現地・家屋調査が行われ、建物に使われている建材や備え付けた設備など細部までチェックし、点数化していきます。
各建材や設備につけられた点数を合計し、1点あたり1円などに換算されます。
ここで使われる点数は、総務省が告示する「固定資産評価基準 第2章 家屋」を基に点数化していて、グレードが高い建材・設備ほど点数が高くなります。
(下記のリンク先で詳細をご覧いただけます)
また、固定資産税の決定方法は土地と建物ごとに異なります。
建物は建築後の経過によって生じる減価率に乗じて評価額を求められます。
土地は路線価方式、または標準宅比準方式のいずれかで計算され、市街地と郊外で計算方法が異なります。
新築の固定資産税が計算される流れ
各自治体の担当者による現地調査があります。
↓
それぞれの建材や設備を点数化し、合計された点数を換算します。
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換算額に固定資産税の税額1.4%などが掛けられ固定資産税が決定します。
固定資産税が高くなる設備
【開閉式の天窓】
開閉式天窓は窓1つ当たりで102,900点、大きければその1.4倍の点数が加算されます。
複数の開閉式天窓を付けた場合、点数もその分加算されるので固定資産税も高くなってしまいます。
部屋に自然光を取り入れたいなどの理由から天窓を希望される場合は、固定式の天窓を検討してみてはいかかでしょうか?
固定式の天窓は、窓1つにつき59,460点なので開閉式の天窓と比較して点数が低いので、固定資産税を安く抑えることができます。
【ホームエレベーター】
ホームエレベーターは、1ヶ所につき点数が1,788,000点と高得点です。
停まる階数や積載量が多ければさらに標準評点数がアップ!
そのため、固定資産税が年間で約25,000円前後も高くなる計算になります。
ホームエレベーターは代替がきかないもの。
固定資産税を安く抑えたい場合は、エレベーターを本当に設置するべきか再検討が必要かもしれません。
【システムキッチン】
システムキッチンの設置を検討される方は多いのではないでしょうか。
システムキッチンを採用すると標準評点数は297,800点加算されます。
間口が300cmを超えると327,580点となり、更に点数が高くなっています。
システムキッチンはホームエレベーターと比べると点数が大幅に低いので、システムキッチンを導入したとしても固定資産税が急に高くなるということはありません。
そのため頭の片隅に…でいいかと思いますが、特にこだわりがなければ、ステンレス張りの流し台などにするだけで約6分の1までに抑えることもひとつの手です。
特例措置や住宅ローン控除を活用しよう!
新築だと建物にかかる固定資産税が数年間2分の1になったり、住宅ローン控除を受けることができます。
制度がコロコロ変わってよくわからない…という方も、お気軽にご相談ください。
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